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困難が扉を開く

☆この記事は、NPO法人アグレコが月一で発行しているフリーペーパー「agreco」に寄稿しているものです。
~みんなでくらしをつくる~というテーマの雑誌で、個性あふれる方たちの描く糸が紡ぎだす月刊誌。
群馬・東京・栃木で手に入れることができます☆



先月、イギリス研修でのこと。

夕方18時に成田発➡香港経由➡翌朝5時ロンドン・ヒースロー空港到着。
時間がたっぷりあるので、いつもは使わない地下鉄でロンドン中心部にあるパディントン駅まで行くことにする。

ヒースローからパディントンまでは何度も通ったよく知った道。ヨーロッパではよくある予想していないストライキがあったり、
例え迷っても時間がたっぷりあるから大丈夫〜と思っていたら、本当に迷った!

それは地下鉄の改札で始まる。まず持っているイギリス版Suicaのオイスターカードが何故か使えない。
マシーンでチェックしたら残額はある。質問しようと思っても駅員が誰もいない。仕方なくチケットを買う。
地下鉄のスピードがノロい。というか駅でない場所であちこち止まる。そして遂には乗り換える駅を間違えたらしく、
途中まで行ったのに結局空港に戻る道をたどる。大きな荷物を階段で上り下り…久しぶりにイライラした(笑)

でも、それが色んな出会いと気づきをもたらしてくれた。学校のあるトトネス行きの電車に乗るまでに
4人もの人が助けてくれた。

●アルバニア人のおじさん➡駅が間違っていると教えてくれた
●インド人のお兄ちゃん➡電車まで荷物を運んでくれた
●ナイジェリア人の駅員のお兄ちゃん➡間違って払ったお金を返金してくるよう助けてくれた
●ジャマイカ人の駅員のお兄ちゃん➡荷物を持ってトトネス行きの電車に乗せてくれた

みんな仕事中、または仕事に行く途中。私に関わっていて時間大丈夫かなと心配になる位、親身になってくれた。
一つ皆に共通するのはオリジンがイギリスではないこと。イギリスという国の多様性がここにある。

そのあと、3時間くらい乗っているトトネスへの電車の中で思った。
間違えたり、迷ったり、今までやったことのないことへ飛び込むこと。
それは今までに知らなかった世界を見せてくれるゲートウェイとなる!

仕事や役割を超えて、今初めて出会う目の前の人に心を開き、助けを求める。
それは自分の弱さをさらけ出すことでもあり、人を謙虚にする。
そうすることで、いつもとは違う目で、物事を見ることもできる。

現代の生き方はプライベート(私)とパブリック(公)をきっちり分けようとしている気がする。
例えば(公)の役割を果たしている時に(私)があってはいけないような感じすらする。
〝公私混同〟って、やってはいけない事の代名詞で存在する。

でも(私)を活かさずして、(公)もあり得ないのではないかな?
(公)を重んじ過ぎて(私)がなくなってしまう時、過労死のような、あまりにも痛い現実が起こってしまうのではないか。
だとしたら(私)を大事にして、(公)を楽しみながら生きること。それこそが〝公私共生〟の道。


迷った事から、出会ったこの4人の男性の親切のお陰でこんな事を考えました。
みなさん、2017年も思いっきり間違えましょう、そして道に迷いましょう〜


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