生き、愛し、学ぶ地球での新しい1年


これから不定期ではありますが
ムーブメント・メディスン(MM)本校より
毎月発信されているニュースレターの中から選んだ記事を翻訳し
ブログに載せていこうと思います。

今回は第一号として
MM創始者・ヤコブが先月、これから始まる6週間の旅の前に書いたものです。
イタリア→アマゾン→アメリカ
へと続く旅を前にして彼が思うこと。
そしてこの記事を通して、彼が大切にしていることが伝わってきます。

少し長いですが
皆さんに読んでいただけたら嬉しいです☆



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「生き、愛し、学ぶ地球での新しい1年」 by ヤコブ・ダーリングカン

6週間の自宅からの仕事を終えて、今年初めての出張の旅の途中からこれを書いています。
この6週間は言葉に出来ないほど濃厚な時間でした。
2016年の始まりは家族と友達と一緒に迎えることができました。その後、私たちの息子は2度目のビジョン・クエストの旅に立ち、スザナと私は教授生活28年目に突入しました。


3期目のプロフェッショナル・トレーニングの第1モジュールも始まりました。
アプレンティスシップ・プログラムを終えた、固い決意を持った旅人のサークルとムーブメント・メディスン(以下MM)の“何が・何故・どうやって”を共有する喜びの時です。
彼らはMMを教える、もしくはMMを、すでに行っている自分の職業と統合させる選択をした人々です。その中には、今まさに最初のクラスを始めている人達もいます。彼らみんなの最初の一歩一歩に祝福を贈ります。

思い出せば1989年、ダンスを教える初めてのクラスの前に私は怯えていました。
失敗しそうなことについて、一週間毎晩悪夢を見ました。まさにウィンストン・チャーチルが亡くなる間際の友達に言われたことのように:
“人生で沢山のことを心配しておびえていたけれど、その心配のほとんどは実際には起こらなかった。”

ホールド・スペース(ワークする場を創ること)の仕方を教える事は実際に人々の為にホールド・スペースする事とは全く違うことです。 この10日間、私は一つのことを長い間続けることの価値を何度も何度も発見しました。これまでも人に教えることによって、私は本当にたくさんのことを学んできました。訓練生に繰り返し言ってきたように、クリエィティブで責任ある地球の市民として目覚めていこうとする活動は、教え始めることで全く新しいレベルで始まるのです。

MMのようなワークでは、私たちは自分自身の経験からしか教えられません。
無意識のうちに自分が直接経験していないことを教えようとした時が自分にもありましたが、周りはすぐにそれに気付きました。
それはまるで“若者よ、謙虚さを学べ”と大きく書かれたブロック塀に走って追突するようなものでした!とても高性能なブルシット(たわごと)探知機が私たちの精神に備わっているのは素晴らしいことです。

このプロフェッショナル・トレーニングをすることで学ばせられた事の一つはこの質問でした:MMの絶対的な基本原理は何なのか?ということです。

私たちを知っている皆さんならご存知のように、21のリストを私たちは作成しました。
MMの立ち位置を感じていただけるように、ここで最初の一つを皆さんにお伝えしたいと思います。
それはこう書いてあります:
人生はミステリー(神秘)である。人生を説明しようとする全ての試みはこのミステリーについての物語である。物語とは、それに乗り、方向を定め未知を旅する船のようなものである。グレート・コレオグラファー~偉大なる振付師~(=ダンス)はこのミステリーの体現である。

これが私の全てであり、出発点です。“人生のミステリー”との継続的なロマンスは、記憶が遡れる時からずっと続いています。子供が(大人になっても私たちの内に住む子供たちが)よくするように、私がいつも投げかけていた質問があります。
“もしもラビ(ユダヤ教の神父)が言うように神様が全てを創りだしたのだとしたら、何が神を創ったの?”
そして今、MMという物語をどんなに深く愛してはいても、知っています。MMもまた一つの物語である、と。このワークが世界の沢山の場所で行われていく事に強い情熱を感じていると同時に、これもまた、私の創造的なマインドの物語であることを知っているのです。反対に、この理解が私の内にしっかりと根付くことで、私が人生でやると決めたことに全身全霊で専念できるのです。
私が学んだ最初の先生の一人“バッティ―・サンダー・ベア(クレイジー雷熊)”(そう、それが彼の名前です)は私が子どもの時に知っていたことを思い出させ、それをより深く理解するのを助けてくれました。:
“ウォーリアー(戦士)は知っている。
人生には固有で普遍的な意味など少しもないこと。人生がミステリーであること。そして自分のスピリットと一致する物語を選択することができることを。”
スザナは、彼女のファミリー・コンステレーションの教師・アルブレヒト・マールからこう聞いていました:
“私たちが確実に知っているものはありません。しかしどうせ意味を自分たちで作っていくのなら、私たちの経験が命を尊重するものであったらどうだろう。”
そしてここで付け加えるとしたら、
“それが何であれ、私たちにこの命を与えてくれたものに対してお返しすることができるものを”

その意志の元に、また私は旅しています。最初はイタリアへ行き、エクアドルのアマゾンへ。そしてそこからアメリカの東海岸と西海岸へと向かいます。
数年の間が空きましたが、今回イタリアに戻れることを本当に嬉しく思っています。

イタリアから戻り、自宅で週末を過ごした後でスザナと共にアマゾンへ行きます。
パッチャママ・アライアンスの良き同僚であり友達のデイヴィッド・タッカーと共に再びグループをアマゾンへと案内するのです。
今回も危機的な時に現地に行くこととなりました。中国の石油会社に採掘の権利が売り渡されてしまった地域を訪れます。
エクアドル政府のこの売却行為によって、私たちのサパラ族の友人たちの環境・文化・暮らしが脅威にさらされているのです。素晴らしく豊かな生物圏が石油を採掘するために破壊されていくという、彼らは絶望的な状況に置かれています。想像すると胸が張り裂けそうです。

私たちがアマゾンに行き彼らを訪ねるのは彼らと共に歩むためです。
そしてアマゾンにいる限り、外からやってくる人々を歓迎し、彼らが持つ知恵をシェアしたいという彼ら自身の願いをかなえる為です。
他のどんな民族とも同じように、彼らは特別な知恵を持っています。そしてその知恵がこの地球上の生命の構造の大切な一部を担っていると私は思うのです。
だからこそ行きます。行き、彼らと共に過ごし、学び、日常の暮らしと祈り、癒しの時間を共有するのです。
彼らは私たちが訪問することが力になる、と言ってくれます。そして彼らの願いである、彼らが祖先から受け継いできた大地と、これからも何世代にも渡って健康で調和に生きることができる持続可能でオールタナティブな生き方を創造するサポートになるとも言ってくれます。
ですが、私にはこの物語にはどのような結末が待っているのかわかりません。どういう結末になるべきか、ということも私にはわかりません。

はっきりわかっていることは、私はこの森を愛しているということ。この森の中の奥深くで歌い、奏で、ダンスする生命力が大好きなのです。原始的で、激しく、ワイルドな力。それは私たちの社会が失いかけている、途切れることのない高振動光ファイバーケーブルのような生命の営みなのです。この森は地球という生命体の肺でもあり、それ以外にも沢山のものなのです。

アマゾンでの滞在の後すぐに、本当に久しぶりにアメリカへ教えに行きます。
おそらくこれはMMのアメリカへの初上陸となるでしょう。
今回のプロフェッショナルコースの中で何度も話したことがあります。
それは私たちの中心的教師の一人であり、MMの系統の大きな部分を占めている、ガブリエル・ロスについてです。MMをプロフェッショナルとして提供していく人達がガブリエルがMMに与えた大きな貢献を知ることは大切だと思ったのです。ダンスはメディスン(薬・癒し)であると最初に教えてくれたのは彼女でした。歩む道を示し、シンプルで面白く生き生きした直接的なやり方を教えてくれました。

5リズムはアメリカで生まれました。そのアメリカに戻り、現在では数えきれないほど行われている“コンシャス・ダンス”と呼ばれるフィールドの中で、私も教えさせてもらいます。
エサレン研究所へ教えに行くことは、まるでガブリエルのワークが生まれた場所へと巡礼にいく様な感覚すらあります。エサレン研究所では 90年代に彼女のアシスタントとして教えたこともありました。沢山の水が流れ、限りない数の橋が渡されてきましたが、今言えることは、ガブリエルが私の人生に与えた巨大な影響を堂々と讃え、祝いたいということ。光と共に影を。人生の率直で大きな意味のある事実として。

これがこれからの6週間の予定です。そしてこの旅の始まりの電車の中で皆さんに向けて書きながら、様々な思いがあります。
私たちの家と土地からしばらく離れることの悲しみ。愛犬を預けていかなければならない事。喜びといえば、この冒険の最初の半分を最愛の妻と共に歩めること。そして今自分が生きている人生の物語が、与え、そして受け取る大きな可能性を提供してくれていることです。
先日、ウィンター・ドリーム・ダンス・セレモニーがありましたが、そこでは3世代のアプレンティス(実習生)達が力強いサークルをなし、川のようなパワフルな力の流れの中を踊る体験をしました。この川が私の内側を流れていく感覚がしたのです。生命の川として、山から谷を降り、平野を駆け抜け海へたどりつき、蒸発して雲となり、もう一度全てが始まった山へ戻る、循環する継続的な流れにいたのです。この永遠のサイクルを感じていました。そして魔法にかかった数秒の間、私はそのサイクルそのものでした。

皆さんにとって、素晴らしいインボルク(春の祭り)となりますように。この古いケルトの光の復活のお祭りであるインボルクを。春の最初の目覚めが(南半球の皆さんにとっては秋の爆発的な色の変化が)皆さんの身体・心・頭に健康と幸せをもたらしますように。そして自分たちが本当に何者であるのかを発見し続けると同時に、与えられるもの全てを与え続けるチャンスを持てるよう祈っています。

読んでくださってありがとう。
ヤコブ・ダーリングカン 2016年2月
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”バランス” 3月12日 東京MMクラス

Brigit side



春分が近づいています。
地球温暖化の影響でしょうか。
冬は終わった~と感じる日はこれまでも何日かありましたが
いよいよ桃の節句となり、桜がもうすぐ開花・・・!の時が来ました

暦を見返すことは、私たちが営んできた歴史を振り返ることでもあります。
時計のなかった大昔から
人々は太陽の光が生み出す影の長さによって時を知り、
太陽や月・星の位置で季節を知ったのです。

約200年前の産業革命によって
私たちは格段に“忙しく”なりました。

そして現代では
徐々に自然や地球のリズムよりも、時計が刻む時間と仕事の締切の方が、
私たちの生きるリズムに強く影響を与えています。

そんな日常の中で
暦・月の満ち欠けは、より大いなるものの、ゆったりとしたリズムを思い出させてくれます。

今回の東京MMでは「バランス」を踊ります。

春に向かって、冬に何枚も着込んだ洋服を脱いで、もう一度自分の中心を思い出します。
動き出すと、寒さで固まっていた身体・心が開き、必要のないものは自然に放れていきます。軽くなった心と身体にクリアなマインド(意識)が宿り、新しい季節へと、地球のリズムと調和しながら進んでいきます。

3月12日、初めて使わせていただく“スペースMURO”さんでお待ちしています

講師:宮田 恵
日時:3月12日(土)
時間:14:00~16:00 
料金:3.000円
場所:スペースMURO  〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4丁目5-2 
http://www.masumi-j.com/access.html
*13:30~受付開始。音楽がかかっているので、自由にウォームアップなさってください。

お問い合わせ・参加申し込みは
movementmedicine.tokyo@gmail.com




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