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ヤコブとの出会い 2



踊る・・・それが男女問わないことはよくわかっていたけれど
やはりどこに行っても男性よりも圧倒的に女性が多いのが、ダンスの世界。

フラメンコを学んでいた時には男性の先生に何人か教えを受けましたが
どこか“男性の踊り”“女性の踊り”というカテゴリーがあったように思います。

女性であれば細やかに動かす指の一本一本が、男性だとたいていの場合“手全体”
として動かしたり、あまり腰を動かさない男性が逆に動かすことで笑いを取ることに使われる。私の場合踊りながら掴むスカートの持ち方に、“それでは乱暴すぎて男みたいだ”と注意されることもありました。そんな風にして“無言のお約束”がそこにはありました。

最初にヤコブが踊っているのを見た記憶は、私たちに教える為に
ダンシング・ウォーリアーにチューニングしている瞬間です。

片手を天にあげ、片手を大地に向け、立つ。
その姿は
いわゆる“踊っている”姿ではありませんでした。

でも、まぎれもなくそれはダンスでした。
そこには生きた命の躍動が感じられ、何かが“起こって”いました。

男性と女性の踊り、という違いよりも
人間にとって共通の言語としての“踊り”がそこにはありました。

背が格段高くないヤコブの姿が大きな存在として見えました。
見せる為にやっているのですが、それは完全に表面的なものではなく
目に見えない内側で起こっている何かが波動となって私たちに伝わるようでした。

同時にMMでよく使われるフレーズ
「人生で起こる全てと踊る」
を理解し始めた時でした。

踊る、とは生きることである。
踊る、とは選択することである。
踊る、とは完全に受け入れることである。
踊る、とはただ“ある”ことである。

ダンシング・ウォーリアーとして立つ、ヤコブの姿を見たあの時こそ
“踊る”という意味が私の中で確実にシフトした瞬間でした。

つづく




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ヤコブとの出会い 1



2010年、ムーブメント・メディスン(通称MMエムエム)を教える、
と決めて歩き始めた道のりは、本当になが~く見えた。

まずオルガが言っていた(“出会い3”で触れた http://studiogracia.blog.fc2.com/blog-entry-6.html)
アプレンティス・プログラムを2年間受ける。
その後でプロフェッショナル・コースを受けて初めて教え始められるのだが、
そのアプレンティス・プログラムに入る為の必要条件があって
その条件をまず満たすために、私のイギリス通いが始まった。

学費はもちろん、日本からイギリスへの旅費が高い。
イギリスの通貨・ポンドは強く、滞在費もかかる。
正直私はこの道のりをやり遂げる経済力が私にあるのか、まったく自信がなかった。

でも自分の中に、迷いはなかった。
この道を進むことの不安もなかった。

そしてこの道中で、一つの大きな学びもここにあった。
イギリスへ行く回数を重ねるにつれ、はっきりとわかった。
「自分が本当にやりたいことならば、全宇宙が応援してくれる」

漠然とは知っていた。
何人もの人から同じ言葉を聞いたことはあった。
でも、まったく手に何も持たず日本に帰国したばかりの私が
家一軒建てられる程の金額をかけて学び続けられてきた、この事実が証明している。
魂から求める夢であるならば、必ず叶うのだ、と。

そして、この夢を信じ、サポートし続けてきてくれた家族・友人そしてスピリットたちに
ここで改めて感謝を送ります。


「ダンシング・ウォーリアーの道」
前置きがずいぶん長くなりましたが!
初めてヤコブと出会ったのが、このワークでした。

ダンシング・ウォーリアーとは、日本語に直訳すると
“踊る戦士”。

この踊る戦士・ダンシング・ウォーリアーこそ、MMの中心的テーマです。
(ダンシング・ウォーリアーについてはまた次回書いていきます。)

アプレンティス・プログラムに参加するための必要条件の一つが
この「ダンシング・ウォーリアーの道」ワークショップを受ける事でした。
パートナーであるスザナのワークは受けたことがあっても、ヤコブとは初めての出会い。
一体どう違うのか、どんな人なのか・・・
イギリスでも行ったことのない土地、海辺の町ブライトンで、観光地図にも載っていない
町はずれの体育館でのワーク。
ドキドキする材料ばかりで、時間に間に合わせようと走ったせいで、息切れして体育館に駆けこんだ!

そしてそこで、かかっていた音楽が、今にして思えば全てを象徴していた。

「VENGO」という、フラメンコの世界が表現されている映画の主題歌を
私が以前住んでいたイスラエルの歌手であるヤスミン・レヴィがカバーした曲。
「No tengo lugar, No tengo Paisaje, Aun menos tengo Patria」
~自分には居場所はない 帰る景色もない ましてや母国などない~
ジプシーが持つ一つの世界観。
これを痛いほどまっすぐに、力強く歌う人たちに、自己憐憫や後悔などない。
運命そのものを引き受ける潔さをヒシヒシと感じるこの曲が、私は大好きだった。

シンクロ、とはこういうことでしょう。
星の数ほどある音楽の中で、自分の共感する生き方が歌い上げられる大好きな曲が迎えてくれた。
そして、何よりこの曲の勇気と潔さこそが、ダンシング・ウォーリアーだったのです。

ヤコブはそこにいました。
その時、彼が音楽をかけていたのか、彼のアシスタントであったかははっきり覚えていないけれど、
覚えているのは“知っている”感覚。
話はしなくても彼の顔を見た途端、今までの緊張がスッと抜けるように安心したのです。

つづく

ムーブメント・メディスンとの出会い 3



ムーブメント・メディスン(通称MM・エムエム)との運命的な出会いからすぐに
私は自分がMMを教える道をたどることを決めた。

誰の人生においてもそうであるかもしれないが
私は人生で、後になって自分が取った行動の理由がわかることがよくある。
特に人生での大切な選択は
その時点では何故自分がそうするのか全く分からないのに、自分の全部が
“そうしなければ死んでしまう”というくらいにそれをやりたくて仕方なくなる。

フラメンコもそうであったし、MMもそうであった。

最初に受けたスザナのワーク、「ワイルド・ライフ」には
アシスタントが一人いて、彼女は黒髪のポーランド人、オルガだった。

MMが伝える“自由に踊る”こと。
当時その意味が私にはわからなかった。

フラメンコという“型”を一生懸命学び、即興というジャンルはあっても
それはフラメンコというお約束の中での即興。
ディスコやクラブ、パーティーに行けばもちろん型などなく踊ったことはある。
でも“自由に踊ること”が一体何の役に立つのか?

その疑問は持ちつつも
踊ることが私を開放し、踊っているお蔭でより自分らしく生きていることを意識し始めていた私には
絶対と言っていいほどの勘が働いていた。

“踊る”ことが持つ力。
“踊る”ことが持つ魔法。
“踊る”ことがもたらす奇跡。

オルガがスザナとのデモンストレーションを見せている時、
彼女の動きには私が子供の頃に学んでいた少林寺拳法を思わせる動きがあった。
その時私は以前、フラメンコの師に言われた言葉を思い出した。

「お前のフラメンコはカラテ・フラメンコだ!」
少林寺拳法など知らないスペイン人の彼には、“カラテ”が象徴する
拳士・カンフーなどのイメージが浮かんでいたのだと思う。
私はそれを聞いたとき、私のどの動きがそれをイメージさせたのか不思議で仕方なかった。
自分の中では、指先にまで意識を通わせて全身使って“舞う”フラメンコと少林寺は
似ても似つかないものであった。

オルガの動きを見ていた時にハッとわかった。
身体は記憶しているのだ、と。
身体はたとえ遠い昔でも、特に何度も繰り返した動きを自動的に思い出せるのだ、と。

それは何年たっても自転車の乗り方を忘れないのと一緒。

私の踊りの中には子どもの時に繰り返した動きが、癖が残っている。
私の身体には、それが今も息づいているのだ。


「ワイルド・ライフ」3日目に、私はオルガに聞いた。
オルガはMMのアプレンティスである、と紹介されていたので、
そのアプレンティスとは何なのか。

アプレンティス・プログラムとは
MMを教える為に通らなければならない2年間のコースであるということ。
そして彼女は言った。
「これは今の学校システムに組み込んでもらいたいくらいの素晴らしいコース。
みんなに受けてもらいたい。自分が何故生まれてきたのかを思い出すためのコースよ。」

この瞬間、私の全身がYES!!!と言った。

「自分が何故この世界に、今生まれてきたのか。」

この問いは子どもの時からずっと持ちつづけてきた質問だった。

ダンスを通して知りたい。
自分が何者であるのか。
何のために今ここに生きているのか。

そして、この地球上誰もがそれを思い出せたなら
間違いなく、この世界は平和になるだろう。

踊りを通して世界平和に貢献できる・・・
これ以上の幸せは、あるだろうか?

私はこの言葉に、自分の道を確信した。




足利初ワークショップ!

3月22日(日)
足利で初ムーブメント・メディスンを行います

今回はいつもお世話になっている
KOAさんの新しく生まれる多目的スペースの、完成記念イベントに参加させていただきます:)

月一のオープンクラスで足利から毎回来てくださる
KOAの孝さんと、奥様の陽子さんは
私が日本に帰ってきてダンス・ワークを始めたばかりの頃から
サポートをしてくださっていて、
人と人が繋がる”縁”の不思議さと温かさを今、しみじみと感じています。

今回のダンス・ワークのテーマは
「春を踊ろう

春分の翌日、もうあちこちで梅・桜がほころび始めたこの時期に
私たちの内側でも育っている”春”を感じ、そこにある感覚とともに
身体を動かしていきます。

何も準備する必要はありません。
ただ、今・ここにある自分と一緒に踊ります!

踊った経験のない方も、踊りが大好きな方も、皆さん大歓迎です。
無理なく身体が自然に動いていくようにリードしていきます。

日時 : 3月22日(日) 10:00~12:00
場所 : KOA-HOUSE 足利市堀込町1463-3
参加費 : 2.000円 (限定10名)
参加申し込み : KOA 090‐8563‐1224


そして当日の午後は
「ひょうたんライト&ランプ制作WS」もあります!
 
KOA自家製のひょうたんに自分でデザインした模様を付けていきます。
私も今回初参加したいと思っています!

3月22日(日) 15:00~18:00

キット代
ライト キット : 2000円~
置き型ランプ キット : 3000円~

要予約 
KOA : 090‐8563‐1224

みなさんとお会いできるのを楽しみにしています
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