フラメンコと4エレメント


この間、気付いたこと。
フラメンコを初めてなんと20年が経ちました。
成人式を迎えるんだ~と感慨深く感じています。

「どうしてフラメンコ?」
何度も人に尋ねられ、自分にも尋ね続けた、この質問。
今ある答えは
「私を自由にしてくれる道だった」



フラメンコを踊り始める前、私は感情表現が物凄く下手だった。
いつもくすぶった不完全燃焼の焚火のように、
自分の言いたいこともよくわからない、
感じていることもわからない。
生きている意味が分からないかった。


踊り出して、踊り続けて何かが変わった。
スイッチが入った。
自分の感じていることを感じられるようになった。
自分が何をしたいのかわかるようになった。
生きている意味が、初めて分かった。


今日、今度あるライブの練習をしていて改めて感じる。
フラメンコは火だ!
私の内側のくすぶっていた焚火を完全燃焼させてくれた、火。


そしてフラメンコは水でもある。
ギターの美しいメロディーが、身体を使ってしなやかに流れる水を引き出す。
心の中の静かな湖を表す時もあれば、激しくうねる波を表す時もある。


そして風でもある。
瞬時に変化する。
あらゆる境界線を越え、人の心をつかむ。
そこには一つの場所にとどまらない
様々な土地をさすらってきたジプシーのスピリットがある。


そしてフラメンコは大地でもある。
足元から響いてくるリズム、
どっしりと地に根を張った力強い唄とそこに立つ姿。
大地は
今・ここにあること。
そして
今・ここしかない、
ということを教えてくれる。


フラメンコによって、私はダンスと出会った。
ダンスがなければ、今の私はないな~~
そうシミジミ感じ入る今日の私です。










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flamenco,flamenco y flamenco!

Truco Bata

今マドリードにいます。
スペインに来て1ヶ月が過ぎました。

ムーブメント・メディスンの卒業式の後でイギリスを出発してから
スペインにフラメンコを学びに来る。
それはまるで自分の昔住んでいた家に戻ってくる感覚でした。

”ムーブメント・メディスン”は身体が自由に動いていくダンス。
それを6年間ずっと学びながら
”フラメンコ”という型を身体に覚えさせていくダンスを教えてはいたものの、
それが生まれた土地に来ることは
もう一度、泉の湧き出る源泉に触れることでした。

数年前に導かれるようにして見つけたフラメンコ・バイラオーラ(ダンサー)
”La Truco”
彼女の踊りを見たとき、魂が震えました。
フラメンコをイメージする赤いバラ。情熱。飛び散る汗・・・ではなく
力ずくではない、満ちては引いていく波のように身体から自然に生み出される動きが
その空間を神秘で満たしているようでした。

彼女が教えているマドリードは、フラメンコが生まれたアンダルシア地方とは離れた大都市。
今までは全く行きたいと思いませんでしたが
長いバケーションを取るスペイン人。7月は学びたいと思っていたへレスでも休みのアーティストが多く、逆にTrucoは1ヶ月間の集中コースを行っていました。
まさにありがたいシンクロ。
マドリードへの抵抗はあったけれど迷わず飛び込みました。

世界中からバイラオーラたちがやってきます。
ブラジル・メキシコ・ペルー・イタリア・日本。

El Flamenco es Universal! フラメンコはユニバーサル!

私にとって今回のマドリード滞在の目的は、自分のフラメンコともう一度出会うことでした。
私を踊りへの道と出会わせてくれたフラメンコ。
自分の内なる世界を堂々と表現する方法をくれたフラメンコ。
私のあるがままをさらけ出す、その勇気をくれたフラメンコ。

もう一度出会って、より深くフラメンコを知り、感じ、愛する。
私にとってのフラメンコを再確認する。

今週はスペインでのフラメンコ、最終章です。

思いっきり踊り、感じ、受け取り、そして感謝し
日本には来月の頭、帰ります☆











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